オランダ日記2・忘れたくないこと

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・picknick
オランダのフードアーティスト、マライエさんが作ったカフェ。
今は経営者は変わってしまったみたいだけれど、スタイリングは彼女によるものだそう。
マリッカも学生時代食べ物で作品を作っていた人なので、マライエさんのことは大好きなんだって。
(マリッカの卒業制作はキャンディーだったし、アップルパイのプロジェクトを友達とやったりもしていました。実はまだ知り合ってもいなかったヤーップはそのアップルパイを偶然買っていたんだとか。)
私たちが頼んだのは、確かミートローフと何かのパテのプレート、あとはローズレモネード。


・美術館公園ゾーン
マリッカの家のからすぐのところに、美術館が立ちならぶエリアがあった。行くまでの道がとても面白くて、「美術」とか「愛」とかメッセージがぶら下がっていたり、ピカソの彫刻があったり、川があったり、芝生があったり、とても平和。美術館は1つしか見られなかったけれど、どれもすごく良さそうだった。
行ったのは友達おすすめのKunsthal Rotterdam。もともとはガソリンスタンドだったらしい。
行った時は、Tomatenfabriekとdo itという、どちらも参加型の展示をやっていた。スタッフの人がみんな親切で、展示のことだけでなくて、アーティストについても詳しく説明してくれた。
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"Tomatenfabriek”
tomato factoryの意味。トマトがどう育ち、どのように加工され流通するかを学ぶ子供用の展示。
沢山の種類のトマトを味見して(食べ放題)、その意見をトマトの品種改良をしている大学の研究者に送れるアンケートがあったり、サラダを作ってパッケージもデザインしたりすることもできた。

”do it”
沢山のコンテンポラリーアーティストの合同展。オノ・ヨーコさんも参加してました。
私のお気に入りは、マスの中に赤いものを置いていくという展示。
私は赤いもので置いて行ってもよさそうなものを持っていなくて残念。tomato factoryのミニトマト置いている人もいた。
全部を理解できていないけれど、どれも全体的にハッピーで、ちょっと社会への皮肉があって、おしゃれすぎずかわいすぎず、見る人に寄りそう感じの作品が多くて、すごく楽しかった。
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・ストロープワッフル
オランダ名物の丸くて甘ーいペタンコのワッフル。
もともとはしっかり固めだけれど、温かい飲み物の入ったマグなどにフタするみたいに置いて、温めてちょっと柔らかくして食べる。
これは絶対に買いたくて、それだけのために朝早く起きてスーパーに行った。すごく沢山の種類があったけど、スーパーオリジナルのスタンダードぽいものにしました。空港にも売ってるけど高い。
KLMではおやつに同じ味のクッキーが出ました。


・Boekie Woekie
はあ~。このお店のことを考えると、本当に本当に幸せになれる。
アムステルダムのアートブック専門の本屋さん。
アムステルダムはもともと行く予定はなかったのに、オランダ通のじゅんちゃんがロッテルダム情報以外にもしアムスに行くことがあったら!と念のために教えてくれた場所。
2回もオランダ来てるのに、アムステルダム行ってないの!!!ってマリッカカップルにも驚かれ、飛行機乗る2時間前に車で連れて行ってもらった。マリッカカップルは予定がある為、ここから一人旅。
心細く、別れがさみしく、でも、このお店がとてもとても良くて、一気に集中。
私はアートブック屋さんってちょっと緊張して苦手なのだけど、ここは何時間でもいられてしまう感じでした。時間との戦いで、ノートとカードを大量に購入。欲しい本は7万円くらいしたので、断念。でも、7万円くらいする本が手軽に手に取ることができて、雰囲気も暖かくて、お店の方もすごく優しかった。大興奮して、”日本の友達がすごく勧めてくれて来たけれど、本当に素敵ですね!!!”って伝えた!伝えたつもり!
このお店の途中にあったお菓子屋さんや古着屋さんもまた行きたい。。
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・KLMの飛行機の中
マヨルカ島へ行くとき以外はKLMを使って行きました。
初めてだったのだけど、カトラリーとか紙コップとかデザインが良くて、色々持って帰ってきました。マドラーは個展の作品にもしたくらい好きです。CAさんも明るくて親切な人が多かった。オランダ人ってそういう人が多い気がする。ちょっと日本人に似ている気がする。
あと、隣になった人たち、イタリア人の旦那さんがいる日本人のお母さんと男の子、友達のギャラリストを紹介してくれたスペイン人のキャリアウーマン、スペイン人のヤングママと赤ちゃん、日本人カップル。みんな気さくだった。

※ここに出ている場所のほとんどが友人じゅんちゃんの情報によるものです。本当に良い情報をありがとう!!!

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# by watanabehiroko | 2015-09-16 11:02 | trip

オランダ日記1・マリッカに会いに

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ヨーロッパに折角行くならば、ロッテルダムにも行きたいと思っていました。
フィンランド留学時代に友達になったマリッカとパートナーのヤーップ、今年生まれた赤ちゃんのミナに会いたかったからです。
本当に私は語学がダメで、英語もちゃんと話せなかったのに、マリッカとはなぜだか仲良くなって、出会って間もない頃に、もう一人日本人の男の子と3人で、ラトビアまで日本代表のサッカーの試合を見に行ったりしました。
半年後、マリッカは帰ってしまって、私は日本帰国前にオランダに遊びに行ったり、5年くらい前にマリッカが日本にインターンで3ヶ月滞在したりして、今でも交流のある数少ない外国の友達です。
会うのは久しぶりで、ちゃんと会話できるかとても心配でした。
手紙やメールは時間をかけて文章を作ることが出来るからいいけれど、、、会話はちょっと。。。

私がスキポール空港に着いた時、マリッカは出口で、ひまわりを一輪持って待っていてくれました。前のめりで" Hoi! "って近づいてきた。
すごく彼女らしくて、一気に緊張が解けました。私は昔、ひまわりの作品を作ったことがあったのです。それを覚えていてくれたみたいでした。
くるくるパーマの背の高い、キューピーちゃんみたいな彼女は、お母さんになってちょっとスリムできれいになっていました。
心配していた会話は、もちろん流暢ではないのだけど、お互い理解しようとしているから全然平気でした。
なんだか話しているのが自然でした。
たった半年一緒だっただけなのに、言葉も育った環境も違うのに、本当に仲良くなれる人とは仲良くなれるんだな。
オランダに来てよかったと思いました。

マリッカのファミリーは優しくてスマートで働き者のヤーップと、いつもニコニコ食いしん坊のミナ。
幸せの見本みたいな3人でした。
でも同世代の悩みは共通していてあって、まじめな話もしました。
毎晩マリッカと近くのお店に一杯飲みにいったりして。。。
3日間、ずっと一緒にいてもしゃべり足りませんでした。

バルセロナのラウラさんと同じく、毎日私をどこに連れて行ったらいいのか、考えてくれました。

ヤーップおすすめのオーストヴォールネの海にも行きました。
オランダの海岸は木や草がぽこぽこ生えていて、砂浜が広くて、なかなか海に近づけない。
海にやっと近づけても、すごく浅い。
凧とサーフィンをくっつけたみたいなことをしている人が沢山いました。

子供が生まれるのをきっかけに、ガーデンハウスを借り始めた二人。
ロッテルダムの中心地から自転車で15分くらいの所に、ガーデンハウスのエリアがあります。
東京都でも敷地を借りて畑を作る人がいますが、それの広くて家付きバージョンといった感じです。
マリッカとヤーップが借りた場所は、家がボロボロで建て直さなくてはならず、すごく悩んだけれど、やっぱり子供を庭で遊ばせたい!という思いから決断。
自分たちで家とお庭を作ったそうです。
すごく大変だったみたいだけど、本当に夢のような場所でした。
近くにコウノトリがやって来る公園や、オランダらしい風車の風景もあって、とても豊かだと思いました。
隣の家の人がずっと来ていないみたいで、ぼろぼろだったので、いつか私が借りてそこをアトリエにしたいななんて思いました。
旅、最後の夜はここでバーベキュー。
良いしめくくりになりました。

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# by watanabehiroko | 2015-09-15 15:20 | trip

スペイン日記4・古いものと美味しいものと小さいもの

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限られた時間の中で、ラウラさんはパーフェクトツアーをしてくれました。
私たちの要望や好みにピンポイントで答えてくれる、ラウラさん、そしていつも一緒に来てくれたペラさん、本当にありがとう!
実は前回はスリ未遂に会い、今回は飛行機の件もあり、ちょっとドキドキしていたけれど、連れて行ってもらったところは全部、楽しくて和んでしまう場所でした。

美しい並木道に、古くて趣のある建物。
子供と犬が集まる近所の通り。
広くて長い公園。
老舗のカフェやお店、新しくておしゃれなレストラン。
おいしいものが買えるマーケット。
ときめきの素材屋さん。

今度はもっとゆっくり、お茶をしたりしたいな。

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⚫︎メモ⚫︎心に残る食べもの
ベルベレッチョ(ライムとサルサソースをかけて食べる、貝)
フレッシュなスペイン風オムレツ(固くなくてジューシー)
サングリア(水玉のかわいいボトルに入っている「ロレア」というブランドの物)
イカ墨リゾット
ガスパチョ
メロンスープ
メロンアイスクリームとココナツアイスクリーム
ハムがなんでもおいしいからサンドイッチが美味しい
チュロスとホットチョコレート
クロワッサン(ハムとチーズが挟まっているもの、全粒粉のものも美味しかった)
チーズケーキ
ボケロネス(魚の酢漬け)とオリーブ、ドライトマトのピンチョス

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# by watanabehiroko | 2015-09-15 11:55 | trip

スペイン日記3・アーティストとアトリエ

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今回、バルセロナに行こうと思ったきっかけは、刺繍アーティストのラウラさんが私の個展に来てくれた時に、是非遊びに来て!!と言ってくれたことです。
ラウラさんは旦那さんのペラさんと郊外のレジデンスにアトリエも持っていて、その場所には大きなギャラリーもあるから、展示を企画したらどうかな?と提案もしてくれました。
ぜひその場所を見てみたいし、Nidi galleryの清水さんも旅する予定だと聞いて、とても楽しそう!と便乗させてもらうことにしました。


郊外のアトリエ
同じ敷地内に図書館やカフェ、イベントスペースもあり、公共の文化施設が集まる場所の様でした。
その中にアーティストレジデンスがあります。


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お祭りで使う大きな人形を作っているアーティストのアトリエも。
Ramonさんは人形も作りつつ、抽象画や彫刻作品も作っている。
とても素敵だった。こんな風に生きたいなと思った。
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ラウラさんの自宅のアトリエ
ラウラさんもペラさんも、本当にきれい好き、整理整頓されている。
机の上に、制作途中の物がいくつか置いてあった。
ラウラさんの作品は、モチーフはとてもかわいらしいけれど、かわいいだけではなく、とても美しい。
仕事が丁寧で、細かくてドキドキした。
小さな引き出しに沢山糸が入っている。
ラウラさんがよく使っている糸やサボテンから出来たシルクみたいな美しい糸を見せてもらった。
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この旅で、スペインや世界のアート事情など聴いたけれど、私は何にも知らなさすぎて結構な衝撃。。
日本の美術大学は世界から見たらかなり特殊なのかも。。。
いや、私が行っていた大学、科が特殊なんだろうか。。。
技法を学んで、それをどう反映させて自分の作品を作るか、自由な時間をもらったという感じだったのかも。
そして、センスのいい人たちに囲まれて、自分を磨く時間かな。
それが日本の大学”らしさ”というのかもしれないけれど、考え直さなくちゃいけない部分、すごくあると思う。。
大学時代はどこかの会社に就職して、そこに定年まで勤務すると思っていたから、アーティストとして生きるなんて考えたことなかった。
だから勉強していたとしても忘れているだけかもしれないし、大学に頼らないで自分で開拓するべき!という方針なのかもしれないけれど。
もう少し、実践的なデザイナーとして、アーティストとして、社会での動き方のようなもの、シビアな世界を勉強できたらよかったな。
大学の近くにクリエイティブな老舗のテキスタイル工場があったけれど、就職するまでそこの存在も知らなくて、会社の人に驚かれたことを思い出した。

でも一周回って、ネガティブになりすぎず、とにかく作り続け、発表し続けることが一番大切と改めて思う。
過去は変えられないし、私は日本の大学で、のびのびと作ったことで、こうやって今も制作が出来ているのかもしれない。
フィンランドでも、やりたいことにとことんチャレンジしただけだった。
どちらもすごく楽しくて幸せな時間だった。
もし世界の荒波にもまれていたら、会社員を辞めてまで個展を開きたい!なんて思わなかったかも。
ある意味ラッキーで、今知れたこともラッキー!
今までよりも、もっと他のアーティストがどんなことを考えて制作しているのか、もっと知りたくなったし、違う目線で作品を鑑賞することが出来そうです。

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# by watanabehiroko | 2015-09-15 10:40 | trip

スペイン日記2・ガウディ!!!

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バルセロナは2回目で、前回は建築家の友達と一緒だったので、ガウディをとにかくたくさん見た。
なので、今回はサグラダ・ファミリアの進捗状況確認くらいでいいかしら、と軽く思っていた。
私はガウディよりも、カタルーニャ音楽堂のロマンチックな感じがどちらかと言うと好きで、でもガウディやっぱりすごかった。。。

最近、色んなものを見ても、既視感があったりして、感動しづらくなっている気がしていた。
でも、ガウディはそんなもの超えてしまっていた。
むしろ、今回の方がぐぐぐっと迫ってくる。
すごくヘンテコで、でも、重厚感がある。
今回見たのは、マヨルカのカセドラルの天蓋飾りとサグラダ・ファミリア。
ちょっと怖くて、お化けみたいだけど、神様がそこにいるような感じがする。
ガウディの才能だけじゃなくて、それを実現するために関わった人全てのパワーを感じる。
ものを作るってすごいこと。
最初はなんにもなくて、一人の人の頭の中で考えられたアイデアが、沢山の協力を得て作られること。
その実現したものを見て心を動かされること。
曲がりなりにも、ものを作っている者として、恐れ多くも嫉妬みたいなものや、ものを生み出すことの責任みたいなもの、
圧倒的な存在感に対する恐怖みたいなものにうるうるしてしまった。

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圧巻のサグラダファミリア。

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マヨルカ島のカセドラルの天蓋飾りも気持ち悪いくらいマニアックでかっこよかった。


⚫︎おまけ⚫︎
リュイス・ドメネク・イ・モンタネールのカタルーニャ音楽堂

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# by watanabehiroko | 2015-09-15 09:21 | trip

渡邉紘子のお知らせ


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画像一覧

●スケジュール●

2016年 

●展示●

4月15日(金)~24日(日)
「おとしもの大将、ヘレンさん」
ブックギャラリーポポタム
詳細→

7月6日(水)〜10日(日)
「ピンケンワイテンブラウネンゴウ」
FALL

10月 
あお山ヒュッテ

12月 
RBFM+ 
dessin クリスマスマーケット





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